十勝のモスタルダ・コニャ

北海道十勝地方音更町のとかちフルーツビレッジがつくるフルーツソース『十勝のモスタルダ』『十勝のコニャ』のパッケージを制作しました。
とかちフルーツビレッジは、未来の子どもにおいしい果物を残すことをコンセプトに作られた果樹園です。その果樹園が加工食品製造・販売を始めるにあたっての最初の商品が今回のモスタルダとコニャになります。
パッケージをデザインする上では2つの課題がありました。1つはギフトにしたくなるような上品さと、手に取ってもらうハードルが高くなりすぎないバランスをとること。2つ目は今後様々な商品が発売されるため、シリーズ商品としての世界観を作ること。
そこで、大人でも楽しめる絵本をモチーフにブドウが出てくる架空の絵本をイメージしてデザインすることにしました。それによって、世界観・上品さと、親しみやすさを両立したパッケージとなっています。
また店頭でモスタルダとコニャの違いを出すためにつけた、ピンクとイエローのタグもデザインのアクセントとなっています。
大人と子どもが一緒に楽しめる絵本というモチーフは、とかちフルーツビレッジの理念にも通じ、その最初の商品デザインとしてふさわしいものができたのではないかと思っています。