しなやかデザインではこれまでに子どもとその親へ向けた、
ウェブサイトや印刷物などのデザインを手がけてきました。
子どもたちに少しでも良い環境や体験を作れるよう、デザインに取り組んでいます。
このページではそのアプローチと事例をご紹介します。
東京・清澄白河のデザイン事務所
しなやかデザインではこれまでに子どもとその親へ向けた、
ウェブサイトや印刷物などのデザインを手がけてきました。
子どもたちに少しでも良い環境や体験を作れるよう、デザインに取り組んでいます。
このページではそのアプローチと事例をご紹介します。
子ども向けのデザインと言うと、まず真っ先には、可愛らしいものやカラフルなものを想像されることが多いかもしれません。けれでも子どもを対象とするからと言って子どもっぽいデザインである必要はないと私たちは考えています。当然、子ども向けのものと言っても、選択するのはその親である大人だという場合も多いでしょう。そして何より子どもにとってもただ可愛いもの・カラフルなものだけではなく、時と場合に合わせて上質なものや美しいものにも触れてほしいと思っています。子ども向けのデザインが子ども騙しのデザインにならないように私たちは制作を行なっています。
世の中にある課題・問題は、その解決策として「教育」があげられるものが多くあります。つまり長い目で見れば、教育環境を向上することが、多くの社会課題を解決することにつながります。教育のはじめの一歩として子どもが触れるものを良くしたい、子どもを育てる親により良い選択肢を持ってほしい、その結果としてデザインが未来の社会にポジティブな影響を持てるように、私たちは子どもに向けたデザインを大切にしています。
こちらのサイトは子どもを育てる親に向けた医療情報を提供するメディアサイトです。親はまず何よりも子どもの健康を考えます。子どもの健康を守るため、いざという時に知っておきたい情報を普段から落ち着いて読んでもらえるようなデザインを目指しました。また、実際に子どもが急病や怪我をしたときに焦燥してアクセスするユーザーがいることも考え、まずは安心でき、その上で日本語以外を使う人でも必要な相談窓口にたどり着けるよう情報を配置しています。
詳細 : 子どもと医療
URL : https://kodomotoiryo.com/
茨城県にある瓜連認定こども園のウェブサイトを制作しました。制作の過程で園に一日滞在し、写真を撮り、子どもたちの明るく聡明な顔を見るうちに、その表情がこの園の良さを何より雄弁に伝えてくれると感じました。子どもを育てる親であれば、よその子どもだとしてもその表情から色々なものを読み取れるはずです。可愛らしいあしらいなどは使わずとも、子どもの写真を中心に据えることで、園が目指す保育の質の高さを感じられるのではないかと考えデザインしています。
詳細 : 瓜連認定こども園
URL : https://urizurakodomoen.net/
株式会社ラボ教育センター出版局「ラボ出版」のブランドメッセージ、ブランドブック、ウェブサイト、をデザインしました。プロジェクトチームを作り、ミーティング・調査・勉強会などを重ねる中で、「絵本を通して英語・感性・社会性を育てる教室を50年以上運営してきたラボ社は、販売数や出版点数では他の絵本出版社にかなわなくとも、多くのこどもが絵本に触れる姿を見続けてきた」ことにブランドの価値があると考え、それを表現するメッセージ・ビジュアル・コンテンツ・デザインを製作しました。
幼少期の子どもは絵本から多くのことを学びます。けれどもただ読み聞かせるだけではなく、どんな環境で読み聞かせるか、絵本に触れた前後にどんなコミュニケーションをとるか、など絵本をもっと楽しむためのノウハウをラボ出版は持っています。それを読者である親子と共有していくことが出版社としてのブランドをかたちづくると考え、それをサポートするようなデザインを目指しました。
詳細 : ラボ出版
URL : https://www.labo-shuppan.jp/