採用情報

私たちはデザインは道具だと考えています。
人と人、人とモノ、人と社会を媒介し想いや情報を伝達する道具です。しかも使い方によっては非常に強い力を発揮する道具です。一見、大きく見える問題もデザインを使うことでふっと解決できてしまう場合がありますし、その逆にデザインの力が人を傷つけたり社会を損なってしまうことも起こり得ます。
だからこそデザインの力が社会でポジティブに働くよう、私たちデザイナーは個々がよく考えて仕事をする必要があると考えています。

弊社は“良いものを制作する過程すべて”がデザインだと考えているため、スタッフ全員が広義においてデザイナーであるべきと考えています。会社として良いものを作る中で必要な仕事はすべてデザイン（の一部）なのです。また、小さい会社でもあるため、どんな職種であれ隣接する領域の仕事に積極的に関わることも必要となります。
以下には便宜上の職種を記載し、入社された際は実際にその仕事に携わっていただきますが、上記のような理由から、それに縛られない職種の領域（デザイン・エンジニアリング・ディレクション・撮影など）を横断するような働き方も歓迎しています。

1. デザイナー

現在、しなやかデザインが制作するものはすべて代表の藤原がデザインしています。しかし将来的には、2人目、3人目のデザイナーにも、弊社の制作物を任せたいと考えています。
そこで、まずはアシスタントデザイナーとしてしなやかデザインに加わっていただける方を募集します。デザインのアイデア出し、量産作業、クライアントとの打ち合わせやコミュニケーションなど、様々な業務に携わっていく中で、デザイナーとしての適性を見つけ、技術を身につけていただきます。

2. フロントエンドエンジニア

現在、しなやかデザインで手がける仕事はウェブサイト制作を含むプロジェクトが多数あります。ウェブサイト制作において重要なウェイトを占めるHTML+CSSコーディングおよびWordPress構築をお願いできる方を募集します。入社いただく方はしなやかデザインで1人目のエンジニアとなります。初心者の方にはもちろん基本的なことはお教えしますが、将来的には弊社の技術基盤を作っていただけるような方を歓迎します。

3. ウェブ制作者（デザイナー兼フロントエンジニア兼ディレクター）

現代のウェブ制作の現場ではディレクター・デザイナー・エンジニアが分業して、一つのウェブサイトを作り上げるやり方が一般的です。その方法がメンバーそれぞれの専門性を高め、高度なウェブサイト制作を実現しています。しかし、弊社ではこれまで代表の藤原が複数の職務を兼務して多くのウェブサイトを制作してまいりました。前述の通り、職種ごとの分業で専門性を高めるメリットはもちろんあるのですが、1人で複数の職務を兼務することによる利点もあります。
ひとつは制作工程全体を理解することでお客さまに対して、より柔軟な提案を行えることです。一つの職種だけに携わっていたのでは気付けないことや、領域の横断により得られる幅広い知識から、よりよい提案ができることも多々あります。
もうひとつ、複数の職種を兼務することで、コミュニケーションコストを抑えることができます。職種間の連携はどうしてもコミュニケーションに時間がかかる側面があり、お客さまからいただく制作費の多くをそこに投じる必要が出てきます。その点、複数の職務を兼務できればコミュニケーションにかかっていた費用を制作物のブラッシュアップに使うことができるため、予算が小さい場合などシチュエーションによってはアウトプットのクオリティアップにつながる場合もあります。
当然、職種ごとに分業するメリットの大きさも理解していますが、そうではない方法もあり得るという観点から、“ウェブ制作者”として、デザイナー・フロントエンジニア・ディレクターを兼務したい方も募集しています。上記、制作における兼業の利点を記載しましたが、それとは別に1人で1つのものを作り上げる楽しさもあると思っています。常に複数の職種を兼務する必要はありませんが、場合によっては1人で納品までできるような制作スタイルを行いたい方はこちらの職種にご応募ください。

4. オープンデスク【現在募集していません】

デザイナーを目指す若い方や学生で、デザインの現場を体験してみたい方を募集します。給与は支払えませんので、仕事を割り振ることはありません。オフィスを使用するための最低限の雑務のみお願いしますがそれ以外は基本的に自由にデザインに取り組んでいただきます。学校の課題に取り組んだり、希望があれば実務のお手伝いをしていただくこともできます。スキルを磨き互いの合意があればアルバイトや正社員への登用も可能です。
興味のある方は過去のオープンデスク記録をご覧ください。
オープンデスクの記録1｜オープンデスクの記録2